コンパニオン・プランツ(病害虫の予防&駆除)

「コンパニオン(共生)」とは生育を助け合い、病虫害の害を減らすことに役立ち
薬を使わず虫から守る方法で無農薬栽培ができます。

ハーブの薬効
いろいろな効果がありますが人によって合わないハーブもあります。
肌の弱い人、重病人、妊娠中、子供はご注意ください。

 

植物 効果  
カモミール 弱った植物を元気にする
野菜によって風味を良くさせる
他の植物からアブラムシを遠ざける
アブラムシを誘引しておとりになる
セージ アブラナ科に卵を産み付けられるのを防ぐ
嫌がる昆虫類は多い
 
タイム アブラナ科に卵を産み付けられるのを防ぐ 蜂を呼ぶ
ベリー類と相性が悪い
バジル コナジラミなどがつくことを防ぐ
トマトの生育を助ける
蚊ハエを追い払う
青虫に食べられやすい
マリーゴールド 土中の有害虫から植物を守る
トマトにコナジラミを寄せつけない
土を元気にする
 
ナスタチウム アブラナ科からコナジラミを守る
アブラムシ、アリ、カメ虫を遠ざける
アブラムシを誘引しておとりになる
チャイブ等ネギ類 植物全般の害虫除け
土を元気にする
ウドンコ病、立枯病、青枯病を予防
マメ類と相性が悪い
ワイルドストロベリー 相性のいい植物の生育を助ける  
白花ゲラニウム ハエ、蚊が寄り付かなくなる
コガネムシが葉を食べると死ぬ
ベリー類とも相性が良い
コガネムシを引き付ける
ラベンダー (Lavender)
シソ科ラバンデュラ属
独特の匂いを害虫が嫌う 蜂を呼ぶ
ローズマリー 独特の匂いが害虫を遠ざける
モンシロチョウを遠ざける
ベリー類は相性が悪い
ボリジ 害虫を減らす 蜂を呼ぶ
ミント
シソ科ハッカ属
アブラムシを遠ざける
毛虫を遠ざける
アリ除け
ハッカ油成分の多いほうが昆虫の忌避効果がありそう
蜂を呼ぶ
地下茎が繁殖力が強い
ベリー類と混植しない
レモンバーム カメムシを遠ざける 蜂を呼ぶ
唐辛子 虫除け
モンシロチョウ除け
 
ニンニク バラ科からアブラムシを遠ざける
病害虫全般
マメ科と相性が悪い
ペチュニア マメ科の生育を助ける  
タンジー
キク科ヨモギギク属
カリウムを多く含む
蚤除け
ベリー類と相性が良い
植物全般の害虫除け
 
クローバー 土壌を肥沃化する  
黒実ホウズキ ハエ除け  
レンゲ 土壌を肥沃化する  
パセリ チューリップの害虫除け  
アセビ(馬酔木) 病害虫全般  
ルー
ミカン科ベンルーダ属
植物全般の害虫除け 毒性がある常緑小低木
ワームウッド(ニガヨモギ/Worm wood)
キク科ヨモギ属(アルテミシア属?)
  害虫忌避効果
ニーム(Neem tree)
センダン科センダン属
常緑高木。
虫除けの木として知られた「ニームのキ」
 
ユーカリ 蚊が嫌いな香り成分が含まれているそうです  
アニスヒソップ(ローズアガスタキ) 蚊が嫌いな香り成分が含まれているそうです  

 

唐辛子

(アブラムシ、ハダニ、よとう虫、モザイク病、病気予防)

唐辛子チンキスプレーの作り方

フタのできるガラス容器に細かくしたトウガラシを4分の1入れ容器いっぱいまで
アルコール(ウォッカ、焼酎、リカーなど)を入れます。

毎日容器を振って冷暗所で2週間以上おきます。
使うときはガーゼなどでこしてからスプレー容器に入れて虫に吹き付けます。

病気予防には約10倍に薄める。

ミント(ハエ・コバエ) ミントチンキスプレーの作り方

フタのできるガラス容器にミントの葉と茎をいっぱいまで詰めます。
容器いっぱいまでアルコール(ウォッカ、焼酎、リカーなど)を入れます。

毎日容器を振って冷暗所で2週間以上おきます。
使うときはガーゼなどでこしてからスプレー容器に入れて直接虫に吹き付けます。

タバコ

(アブラムシ、害虫全般)

たばこの吸い殻を1晩水に付けた浸出液をガーゼなどでこして
虫にスプレーする。(スプレー中吸い込まないように)

タバコの害が植物に出ることもあり食用にするものには
使わないほうがいいと思う。

ラベンダー(アブラムシ) ラベンダーを煮出して冷ましてからスプレー容器に入れて使います。
唐辛子+ニンニク

(アブラムシ)

唐辛子とニンニク半分を細かく刻み鍋に入れ水から煮詰める。
冷ましてから冷蔵庫で保存。

10倍〜20倍に薄めてスプレーする。

カフェイン(ハダニ予防) 濃いめのコーヒーやお茶を煮出して冷ましてからスプレー容器に入れて使います。
竹串 竹串に両面テープを付けて小さな害虫をくっつけます。
害虫か数が少ない場合は便利です。
水圧(アブラムシ、ハダニ) ある程度の水圧が作れるもので、吹き飛ばす方法です。
害虫は落ちただけなのでその水が土の上にかかればまた上がってきます。
タイム+フィーバーフュー
+ローズマリー(防虫効果)
煮出して冷ましてからスプレー容器に入れて使います。単品でもOK。
ナスタチウム+マリーゴールド(コナジラミ) 煮出して冷ましてからスプレー容器に入れて使います。単品でもOK。
アルミホイル(アブラムシ) アルミホイルで株元を覆うと光を嫌うので、そこからはいなくなります。
日光のあたる場所にホイルを覆った鉢を置くとより効果的です。
酢(ウドンコ病、サビ病) コップ1杯の水に酢を小さじ2杯入れたもので粉をふいた部分を拭き取ると
大発生しません。
湿度が高いときとスプレー用には1000倍に薄めたものでする。
病気予防以外にもたまにすると葉色がよくなって元気になる気がする。
除虫菊(病害虫防除) 蚊取り線香にも使われている除虫効果があるので効果的です。
葉を倍の水で半量になるまでに煮詰めて冷ましたエキスをスプレーする。
重曹(黒点病) 黒点病に重曹を1000倍の水で溶かしたものでスプレーする。
うどんこ病の予防にもいいらしい。
カモミール
(立ち枯れ病など病気予防)
元気のないハーブを活性。
濃く煮出したカモミールの花をハーブにスプレーする。
湿度が高いとなりやすいので乾燥気味にする。
ミカンなど柑橘系(サビ病予防) アリウム系のハーブに乾燥させたミカンの皮の抽出液を土にスプレーする。
木酢液竹酢液

(ウドンコ病など病害防除、
土壌改良、
アブラムシ他害虫忌避)

病害予防、害虫駆除忌避、植物生育用の自然のエキス。

原液を700倍に希釈して植物の根本付近に散布しておくと
病害虫をよせつけない(線虫の駆除には原液を土壌散布します)
土壌が改良されて良い土になる(土壌内の善玉微生物を増やす)
連作障害防止(使い古しの土を再生)
植物を元気にする(肥料を吸収しやすくする、病害への抵抗力ができる)

月に2回〜3回(1週間以上あける)
薬剤との併用はできるだけ避ける
アルカリ製剤との混合しない
花にかからないようにする

予防には虫がいそうな場所に2倍に希釈した液をスプレーしておきます。
生花を長持ちさせるためには500倍くらいに希釈した液を花瓶に入れます。

備長炭 病害予防、害虫駆除忌避、植物生育用の自然のエキス。
野草(土壌改良) クローバー(シロツメクサ、アカツメクサ)、れんげなどマメ科の野草には
グランドカバーの他に土壌を改善するチカラがある。
ヨモギ(酸性土壌の中和) ヨモギの葉を倍の水で煮る。
半量になるまでに煮詰めて冷ましたエキスをハーブにかける。
卵の殻 土壌改良剤として石灰の代わり、
遅効性のカルシウム肥料(成分は炭酸カルシウム)となる。
貝殻 遅効性のカルシウム肥料(成分は燐酸カルシウム)となる。
牛乳(アブラムシ) 牛乳をスプレーボトルに入れ、晴れた日にアブラムシに吹きつけ
あとで水で洗い流す。ウドンコ病予防にもいいらしい。
マリーゴールドにスプレーして放置していたら植物が枯れました。
米ぬか(ネキリムシ) 水が、かからないように土に置く
ビール(ナメクジ) ビールがもったいなくてやったことがない^^
ネコブセンチュウ マリーゴールド、ナスタチウム
砂糖水 栄養分?
塩水 少量の塩水は実(果?)が甘くなる
猫除け 木酢液
猫除けの植物(猫寄らず、ルー)を置く
   
   

 

イチゴの病害虫
病気はウドンコ病、灰色カビ病、炭そ病、ウイルス病、黒点病、イオウ病他
害虫はハダニ類、アブラムシ、イチゴメセンチュウ、ナメクジ他

予防対策として
過湿や密植を避け風通しと換気をよくする
排水をよくする
古葉を取り除き株の中の湿度を上昇させない
日光不足にならないように日当たりをよくする。
多肥、多湿を避ける(多湿防止に剪定するとわき芽も出て良い*^^*)
病気になった伝染源の果実や葉などは早めに処分する
枯葉、古葉、下葉、必要のないランナー、を放置しない(苗の老化を防ぐ)
朝夕の涼しい時間にかん水をする
株が元気だと病気になりにくい
土壌にも気をつける
ナスやトマトのあとにの栽培は避ける
ケイ酸カリ(ケイ酸分)を含む液肥を散布
チッソ切れ、チッソ肥料のやりすぎに注意
備長炭を土壌に混ぜる
木酢液(竹酢液)をまく
チンキや浸出液をスプレーする。

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